子育ては執着を手離す練習だ。
私自身、色々な物に執着していたと思う。
例えば「壁」
子供が落書きをしたらイライラしたし、怒り狂ったこともある。
例えば「床」
同じように、落書きで(笑)
それから「ラグ」
お察しの通り、らくが(以下略)
家が汚れていくことは、私と旦那の城が侵略されていくような、そんな嫌な気持ちになった。
だから必死で抵抗したし、怒りがおさまらない時もあった。
でもあとから考えたら、
汚れたら拭けばいい。拭いてとれなくても大きな害はない。
床の落書き。壁の汚れ。それがあったら何なんだろう。来客への見た目がちょっと悪いだけ。
むしろ子育て住宅あるあるだと懐かしんでもらえるかもしれない。
そして私は城の侵略という気持ちを手離した。
食べこぼしはこれとはちょっと違う。
不衛生だし虫が来る。
でも落書きよりは落とせるから。
落ちないけど害のない傷と、
害はあるけど落とせる傷。
なぁんだ、大したことないじゃん。
と、思えるようになった。
そうやって一個ずつ、こだわりとか執着をゆるめていく。
それは自分のためになる。
トゲトゲする気持ちもゆるんでいく。
人生の中の、最大の執着は、子供かなって思う。
楽に子離れできるように、執着をゆるめる練習を日々している。
そして昨日。
私が大切にしていた手編みのくじら。
これはくじらのキーホルダーを販売するときの販促品として作った、非売品なんだけど。
困ったものです。
売り上げに繋がると思うと手離すのを嫌がる自分がいた。
でもこれも、
あんまり泣くから、折れました(^^;)
大切にしてよね!
これも執着を一つ手離したことになるのかな?
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